『あたし、廊下にいるね』
そう言って、高橋は俺の肩をポンと叩く。
何も言わなくても、しっかりしろと言われてるいるようだった。
『美々ちゃん、ありがとね…』
綾音が高橋に微笑むと、高橋は
「あとで」
と言って廊下に出ていった。
保健室には俺と綾音のふたりだけになった。
綾音を見つめ、俺は深くため息をつく。
ごめんな…綾音…。
『綾音…怖かっただろ…?』
親は、ベッドに座り、綾音をそっと抱き寄せた。
『…蒼…大丈夫だよ…ごめんね…』
俺の肩に顔をうずめる綾音の声は、とても弱々しくて。
『…無理すんな』
『大丈夫…』
‘‘大丈夫’’
その言葉が、綾音には口癖になってた。
あの日からずっと。
『…俺の前では…無理して笑ったり、平気なフリしたりすんな…』
大丈夫なわけないのに頑張ろうとするから、だから心配なんだよ。
『…ホントに…ぅぅ…っ…平気…だもん…っ』
『…バカ』
ごめん…綾音…
こんな小さな身体を…
震えさせたのは…
守ってやれなかった俺のせい。
『…泣けよ』
そう言って、高橋は俺の肩をポンと叩く。
何も言わなくても、しっかりしろと言われてるいるようだった。
『美々ちゃん、ありがとね…』
綾音が高橋に微笑むと、高橋は
「あとで」
と言って廊下に出ていった。
保健室には俺と綾音のふたりだけになった。
綾音を見つめ、俺は深くため息をつく。
ごめんな…綾音…。
『綾音…怖かっただろ…?』
親は、ベッドに座り、綾音をそっと抱き寄せた。
『…蒼…大丈夫だよ…ごめんね…』
俺の肩に顔をうずめる綾音の声は、とても弱々しくて。
『…無理すんな』
『大丈夫…』
‘‘大丈夫’’
その言葉が、綾音には口癖になってた。
あの日からずっと。
『…俺の前では…無理して笑ったり、平気なフリしたりすんな…』
大丈夫なわけないのに頑張ろうとするから、だから心配なんだよ。
『…ホントに…ぅぅ…っ…平気…だもん…っ』
『…バカ』
ごめん…綾音…
こんな小さな身体を…
震えさせたのは…
守ってやれなかった俺のせい。
『…泣けよ』
