『さっきおまえの携帯見てたら、所属事務所の番号があった。いざという時、おまえがしたこと全部、事務所にバラしてやるって脅そうと思って…』
『それだけはやめて…!事務所にスカウトされて…部屋も借りてくれてるの…。あの義父のところに帰るなんて…一生嫌…!』
夏川は、俺の服の裾をギュッとつかんだ。
『あたしから…夢まで奪わないで…』
『こんなバカなことやってないで、夢叶えろ…おまえなら、頑張れるよ…』
『…ぅう…っ…』
『それと…きっといるよ…おまえのことを心から愛してくれる人…そのためにも、おまえがまず、心から人を好きになれ…』
裏切られても、立ち上がれる強さを、信じ続ける強さを。
どうか…夏川に…。
『ありがと…蒼くん…』
夏川から、高橋の写真のネガを返してもらった。
これで、何もかも終わると思っていたのに…。
夏川を芸能事務所が借りてくれてるというアパートまで送っていき、俺は家に帰った。
部屋の時計を見ると、真夜中の3時だった。
・・・嫌な予感がしたんだ。
ーー・・・ガチャ。
俺は、絢音の部屋のドアをそっと開けた。
パチッと部屋の電気をつける。
『それだけはやめて…!事務所にスカウトされて…部屋も借りてくれてるの…。あの義父のところに帰るなんて…一生嫌…!』
夏川は、俺の服の裾をギュッとつかんだ。
『あたしから…夢まで奪わないで…』
『こんなバカなことやってないで、夢叶えろ…おまえなら、頑張れるよ…』
『…ぅう…っ…』
『それと…きっといるよ…おまえのことを心から愛してくれる人…そのためにも、おまえがまず、心から人を好きになれ…』
裏切られても、立ち上がれる強さを、信じ続ける強さを。
どうか…夏川に…。
『ありがと…蒼くん…』
夏川から、高橋の写真のネガを返してもらった。
これで、何もかも終わると思っていたのに…。
夏川を芸能事務所が借りてくれてるというアパートまで送っていき、俺は家に帰った。
部屋の時計を見ると、真夜中の3時だった。
・・・嫌な予感がしたんだ。
ーー・・・ガチャ。
俺は、絢音の部屋のドアをそっと開けた。
パチッと部屋の電気をつける。
