そう言って俺は、夏川をキツく抱き締めた。
『…蒼くん、どぉしたの?』
『…別に』
『…何か、あったのぉ?』
俺の胸の中で、夏川が甘ったるい声で聞いてくる。
『…何もない』
『今日は朝まで…そばにいてあげるよ…』
『…本当に…?』
『…いいよ…何かあったみたいだし…栞が慰めてあげる…』
夏川が俺の胸に耳を当て、きつく抱き締める。
それから俺たちは、駅の方へと向かって歩き出した。
たくさんのネオンが光る、駅前のラブホテル街。
左右どちら見てもラブホテルばかりで、カッブルしか道を歩いていなかった。
俺は夏川の肩を抱き、その中のひとつのホテルに入っていった。
『ねぇ…栞、この部屋がいいな』
『俺は何でもいいよ』
俺の胸にべったりとからみつく夏川が、ニコッと笑う。
部屋に入ると、大きなベッドが真ん中に置いてあった。
『何か飲む?』
夏川は、慣れたように冷蔵庫を開けて聞いてくる。
『うん』
『お酒?』
『水でいいよ』
『はい…水。栞、シャワー浴びるね?』
『…蒼くん、どぉしたの?』
『…別に』
『…何か、あったのぉ?』
俺の胸の中で、夏川が甘ったるい声で聞いてくる。
『…何もない』
『今日は朝まで…そばにいてあげるよ…』
『…本当に…?』
『…いいよ…何かあったみたいだし…栞が慰めてあげる…』
夏川が俺の胸に耳を当て、きつく抱き締める。
それから俺たちは、駅の方へと向かって歩き出した。
たくさんのネオンが光る、駅前のラブホテル街。
左右どちら見てもラブホテルばかりで、カッブルしか道を歩いていなかった。
俺は夏川の肩を抱き、その中のひとつのホテルに入っていった。
『ねぇ…栞、この部屋がいいな』
『俺は何でもいいよ』
俺の胸にべったりとからみつく夏川が、ニコッと笑う。
部屋に入ると、大きなベッドが真ん中に置いてあった。
『何か飲む?』
夏川は、慣れたように冷蔵庫を開けて聞いてくる。
『うん』
『お酒?』
『水でいいよ』
『はい…水。栞、シャワー浴びるね?』
