俺の名前はハヤト。
俺はいつもあんまり学校に行かない。
理由?そんなのめんどくさいから。
それに、俺の好きなギターと歌ができる
時間が短くなるから。
でもあるとき見つけた。
学校の屋上で思いっきりギターと歌が出来ることを。
見つけたきっかけは簡単だった。
もう、授業開始のチャイムがなっていたから
廊下を歩いてる人なんていないと思ってた。
でも、ある日1人の女子が歩いていた。
だから俺はその子に「キミもサボリ?」
そう声をかけようと思っていただけだった。
でもその子はどこか人を寄せ付けない感じがあった。
俺はその子に話しかけるのをやめて、
後を付けることにした。
その子の後をつけて着いた先は屋上。
その瞬間、その子は寝転びだした。
そして手を、空に向かって伸ばした。
なにかを掴める訳でもないのに。

