俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

「貴洋先輩は、社長の事を何もわかってないから、

そんな事を言えるんです」

何とかわかってもらおうと説明を始めようとしたが、

貴洋はそれを遮った。


「舞ちゃん」

「・・・なんですか?」


「社長を守りたいなら、尚更、社長から離れる事を進めるよ」

「どういう意味ですか?」

困惑の表情で、貴洋を見つめる舞。


「まだ、舞ちゃんと社長の関係は、上には報告してない。

君の返事次第でこの事を上に報告しようと思ってる」


「・・・・」


「君は、大高専務の娘さん…そうだよね?」

「・・・・」

そうなのだ。大高忠行専務。

それは舞の父親だった。

舞は、父親に内緒で、この会社に面接に来て、

父親の七光りなどではなく、自分の力で、

この会社に就職していた。


働き出した今も、父親には、同じ会社で働いている事を、

話していなかった。