俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

・・・その日。

舞も、そして英志も、

仕事に集中出来なかった。


一体何の話があるのだろうか?


この話をして、舞は自分から離れていかないだろうか?


互いの不安は、時間と共に増していった。


定時から1時間遅れで、舞は会社を出た。


「待って、舞ちゃん」

そんな舞を誰かが呼びとめた。



英志はというと、それからさらに2時間遅れで会社を出て自宅へと帰る。


「・・・・」

駐車場から上を見上げるも、

部屋の電気は点いていなかった。

まだ、帰っていないのだろうか?

英志は、そう思ったが、とりあえず、部屋に向かった。


鍵を開け、中に入っても、

真っ暗で、静まり返っていた。

「…舞?」

名を呼んでも、返事はなかった。