俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

その言葉にドキッとする舞。

何度か一緒に寝た事があるとはいえ、

いつも寝静まってから来ていた英志。

しかもこの一週間は、舞は一人でここに眠っていた。


…まだしっかり起きている舞にとって、

この上なく恥ずかしい台詞だった。

なかなかベッドの中に入ってこない舞に、

じれったくなった英志は、舞の手を引っ張り寄せた。


それと同時に、舞はベッドに倒れ込み、

そんな舞の体を、英志はしっかりと抱きとめた。


「今夜は朝までこうしてていいか?」

しっかりと抱きしめ、英志が囁いた。


「…もう少し優しく」

あまりにきつく抱きしめられていたせいで、

窮屈に感じた舞は、小さな声で言った。


悪い。

そう言って英志は少し腕を緩めると、

舞の頭にキスを落として、目を閉じた。


「…・英志、さん?」

「・・・・」

英志はすぐに眠ってしまった。

よほど疲れていたのだろう。