俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

…月日は流れ、十月十日、大事にお腹の中で育った赤ちゃん。

…無事に、元気な産声を上げた。


運命なのか?

生まれた日は、英人と同じ日だった。


名付けられた名前は、『雪』


雪のように白い肌で柔らかい表情をした赤ちゃんだったからだ。



…あの日を境に、岡崎家の生活は一変していた。


英志は今ももちろん岡崎物産の社長だが、

家で過ごす時間を増やした。

勿論出張はしょっちゅうだし、家を空ける事も多い。

仕事も山のようにあるが、その仕事は家でできる物は持ち帰った。


少しでも、みんなの傍にいたいと、英志が決めた事だった。



「パパ・・・抱っこ」

書斎で仕事中。

英志に抱っこをせがんだ英人。

英志は微笑むと、無理だと言う事もなく、英人を抱っこした。


そしてリビングにいる舞と雪の下へ。

「少し、休憩しますか?」

「あぁ、休憩するよ」