俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

・・・そんな二人を見ていると、

自分が悩んでいた事が、バカらしく思えてきた舞。

それでも・・・。


「この子、産んでもいいですか?」

そう聞かずにはいられなかった。



「当たり前だ。産んでくれよ・・・、

英人に兄妹作ってやってくれ・・・」

そう言って英志は、舞の頭を優しく撫でた。



「…私の事、愛してる?」

「愛してる・・・知ってるだろ?

息子にさえ嫉妬してるくらいなんだから」


そう言って、英志は気恥ずかしそうにそっぽを向いた。


舞はそれを見て、微笑んだ。


すれ違いが多くても、想いを伝えれば分かり合える。

少ない時間でも、ちゃんと向き合えば、絆は消えない。



英志も舞も、今回の事で、それが痛いほどよくわかった。