俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

…それから2日間。

舞は眠ったままだった。

その間、悪かった顔色は赤みをさし、

出血もほぼ収まっていた。


「…マ~マ」

祖父母に預けられていた英人が英志の下にやってきた。

・・・英志は、仕事を会長に任せ、ずっと舞の傍にいた。


…英人の言葉に、舞はゆっくり目を開けた。

「…舞」

舞に気が付いた英志が優しく声をかける。


英人は嬉しそうな笑顔で、舞にしがみ付いた。


「・・・・ここ、は」

お腹が痛くなったところまでは覚えていたが、

その後の事は、もちろん何も覚えていない舞。


「病院だよ…優さんが救急車を呼んでくれた」

「・・・・」

優の名前が出ただけで、舞の顔は困惑する。

・・・英志に、何を思われているのかと思うと、怖かった。



「…俺の勝手な思い込みで、舞を苦しめた…悪かった」

「英志、さん?」