俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

箱の中身は時計だった。

仕事を再開した舞が少しずつ給料からためたお金で買った、

高級時計。

『幸せな時間を刻めるように』

そんな想いを込めて、英志に贈ったものだった。



英志は時計を握りしめると、

急いで駐車場に向かい、車を出した。


車をとばして向かった先は一つ。


愛する妻と我が子が待つマンション。



・・・・・・・・・。



しかし、マンションの部屋に入った英志は、

言葉を失った。



部屋の中には、どこにも、

舞も、英人の姿がない。



・・・・英志の前から、2人の姿が消えた。