俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

「…あの、男は誰?」

そう言って微笑んでいる英志だが、

・・・目が笑っていない。

舞は慌てて説明を始めた。


昔、お隣に住んでいたお兄さんだと言う事。

とても良くしてもらって、とても慕っていた事。



「・・・そうか」

「そ、そうなんです」


「…それにしては、英人がやけにアイツに懐いてたけど?」

「?!そ、それは、私にもさっぱりわからなくて・・・

それより、お弁当、持ってきました。もう、お昼ご飯は食べましたか?」


舞は必死に話しを逸らそうとする。

…そうでもしないと、英志が優に・・・。


「いや、まだだよ…ありがとう、舞」

そう言ってそっと舞の唇にキスをした。

舞はいつものように頬を染め、はにかんだ。

・・・そしていつものように、英人が英志を睨みながら、舞にしがみ付いた。


…いつものことながら、舞は困ってしまい、

英志もまた、眉間にしわを寄せるしかなかった。