俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

英志は呼び出されたホテルのレストランにいた。

…待てど暮らせど、会長は現れない。

待ちきれなくなった英志は、会長に連絡を入れようとした。


「すみません、遅くなってしまって」

「…貴女は」

英志の目の前に現れたのは、会長ではなかった。

この人は、三井財閥の令嬢三井静香。



「私が無理を言って、会長に、英志さんを呼び出してもらったんです」

「・・・・」


「縁談のお話しがなかなか先へ進みませんし」

そう言って悲しげな表情をした静香。


「…すみません、縁談の話しなんですが、

なかった事にはできませんか?」


「…どういう事ですか?」

「この縁談話、私も最近突然聞かされたところなんです」

「…私では不満ですか?」


「いえ、そう言う事はありません」

「では」

「そうではなくて、私には、結婚を決めた女性がいます」

「?!!」