俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

「…ネックレス」

「これをオレだと思って、つけてろ」

「…ありがとうございます、英志さん」

舞の誕生石があしらわれたネックレスだった。


舞にそれを付けた英志は、後ろ髪魅かれる想いで、

舞から離れ、会長に呼ばれた場所へと向かった。



舞は、歩きながら、何度となくネックレスを見ては、

微笑み、それを優しく握った。


これをしていたら、いつも英志が傍にいてくれるような気がした。


「…渡しそびれちゃった」

ふと思い出した舞。

舞もちゃんとクリスマスのプレゼントは用意していたのだ。


ベタかもしれないが、英志に似合いそうなネクタイ。


「帰ったら、渡そう」

そう呟き、マンションに足を進めた。