俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~

「社長、何をおっしゃいますか?!

私は今のポストで十分です。それに、このくらいのポストの方が、

社長をお守りしやすいのです。

藤嶋副社長や榊部長のような輩が現れたら、

一番動きやすいポストなんです」


大高の言葉に、英志は頷いた。


「確かに、大高専務の言う通りだが、

訳も分からない男を副社長に置いていては、

社長業も、落ちつてできないだろう?

俺のすべてを任せられる大高専務以外、

適任者はいない、後日、重役たちの前で発表したい。

大高専務が頷いてくれるのなら・・・」


…大高はしばらく考えた。

英志は、急かすこともなく、大高の言葉を静かに待った。


・・・しばらくして、大高は、大きな溜息をついた。


「社長」

「…なんだ?」


「こんな定年まじかな私に副社長が務まるのか、

正直不安な所はありますが・・・」

「定年を迎えても、大高専務には、しばらくそのポストについててもらうぞ。

次の適任者が現れるまでは」