「ねーしんじー」
今までクッキーを頬張っていた緑がしゃべりだす
「なに?」
「龍さんとしょよさんとしんじでおしごとってなぁに?」
「…それは僕にもよくわかってないんだ、実のところ仕事の話かどうかもね」

なんじゃそりゃ
龍の奴呼ぶだけ呼んどいてなんで呼んだのかは説明してねぇのかよ

「そっかぁー」
「説明もなしに呼び出されて待たされるのは僕嫌いだよ…。」

あ、今明らかに目が笑ってなかった
龍早く、切実に早く。
もしくは松杳帰ってこい

「…ねぇ色くん?」
「あ?」
「何か知らない?君の器でしょ。」
「いや、知らね」
「……………そう。」トントントントントントン

り、龍か松杳早く!!