「はぁ…はぁ…はぁ…」

そしてガイストもまた、数十人の親衛隊員達に一人で相対し、壊滅と引き替えに大ダメージを負っていた。

スニーキングスーツから滴る血。

銃創も一ヶ所二ヶ所ではない。

「早く…早く合流を…」

足を引き摺り、呼吸を乱しながら前に進み。

「っっ…」

亡霊もまた、力尽きてその場に倒れ、意識を失った。