Task Force-特別任務部隊-

次の瞬間!

「!!!!!!」

先頭に立っていたブルトザオガー隊員の胴が、真っ二つに千切れ飛んだ!

見れば、こちらに近づいて来る一機のヘリ。

機体には、デュラハンの部隊章が刻まれている。

『こちらコートニー…援護に来たの…』

無線から、抑揚のない声が聞こえる。

彼女が愛銃のバレットM82による狙撃を実行したのだ。

「コートニー!」

マットにとっては、まさに幸運の女神だったに違いない。

それだけではない。

「諦めるな!」

火を噴くショットガン、レミントンM24。

警察官である倉本や巽までが、この一大反攻作戦に参加していた。

「まだ終わってないぞ!最後まで撃ち続けろ!」