Task Force-特別任務部隊-

そもそも大した補給もなく、長期戦を強いられて籠城までしているのだ。

残弾があろう筈もなかった。

「どうする、弾薬が尽きたら一気になだれ込んでくるぞ!」

グライムズか悔しげに言う。

敵もこちらの残弾が多くないのは知っている。

だから無理に突撃する事なく、こちらの攻撃が止むのをじっと待ち続けている。

「っっ…」

歯噛みするガイスト。

接近してこられたら、CQCで対応するしかない。

しかし、相手は一人や二人ではないのだ。

CQCで倒し切れるものではない。

「くそっ…間もなくレールガンの艦砲射撃が終わる…!」

悔恨を滲ませるマクナイト。