「それより」

進藤は倉本達の顔を見る。

「アンタ達はいいのか?俺に同行すると、戦闘に巻き込まれる事になる…警察官とはいえ、アンタ達は戦術自衛隊でも軍隊でもない。これは戦争だぞ?」

「…なぁに」

巽がレミントンM24を掲げた。

「警察だって戦場みたいな事件現場は幾らでもある。撃ち合いは慣れてるつもりだ。お前らの足を引っ張ったりはしない」