戦争経済の終焉が訪れ、兵士に生きる場所がなくなる時まで、彼らは戦場に向かい続ける。

戦争経済の発展は平和から遠ざかる事を意味するが、それを野放しにしない為に、ゴースト達のような兵士が必要な事もまた事実。

悪循環で、この世界は成り立っている。

戦争は終わらない。

戦争こそが、人間の『正常』な状態だから。

ならば戦争を終わらせて平和にする為には、全ての人間が努力しなければならない。

正規軍も、傭兵も、テロリストや富裕層や貧困層、一般人さえも。

誰か一人でも憎悪や妬み、嫉妬を抱く限り、争いはなくならない。

もしかしたら人類がいる限り、この地球上から戦争はなくならないのかもしれない。