すぐに後部ヘリ甲板に走っていくゴースト達。

着艦したヘリから、ドーベルが降りて来る所だった。

「貴様ら…どこまでしつこいんだ!」

ドーベルの周囲を、数人の兵士達が護衛につく。

「わからないのか?戦争こそが貴様らの唯一の生きる術なのだぞ!その生きる術を提供してやった私に、何の恨みがあるっ?」

「……」

ドーベルの言葉に、ゴースト達は無言。

最早この男に、語る口など持たない。

こちらはこちらの『目的』を果たす。

ただそれだけの事だ。