Task Force-特別任務部隊-

艦内の壁に張り付き、注意深く様子を窺う。

独房の前に、警備の兵士が一人。

ゴーストは気付かれぬようにMP5SD3の銃口だけを向けて。

「ぐぁっ!」

兵士の両足を撃ち抜く!

兵士を無力化した所で、彼は独房に近づいてピッキングで鍵を開けた。

「ゴースト…!」

「よく潜入できたな、こんな厳重な艦の中に」

コートニーとガイストが呟く中。

「待たせたな」

ゴーストはニヤリと笑う。

「話は後だ。すぐに艦から脱出するぞ。マクナイト分隊や陸軍の部隊が迫ってきている」

「マットが…」

ゴーストの言葉に、コートニーは視線を落とした。