Task Force-特別任務部隊-

ヘリがアーセナルシップの上に差し掛かった。

途端に。

「行きましょう」

マットはM16A2を手に立ち上がる。

「マット」

ジェフがマットの顔を見る。

マットの表情は悲壮感に満ちていた。

「…デュラハンがANに寝返ったというのなら、せめて俺達の手で引導を渡してやりたい。かつて任務を共にした俺達の手で」

「…わかった」

頷くマクナイト。

「ロープ!」

ヘリからロープが下げられる中、マクナイト分隊はファストロープでアーセナルシップ甲板へと降下していった。