Task Force-特別任務部隊-

通話が終了し、端末を持った警備の兵士は無言で去っていく。

「……」

何て事だろう。

ガイストも別の独房で、この絶望に満ちた知らせを聞いているだろうか。

ドーベルがタスクフォース司令部の少将でありながら、ANの指揮官であった。

この事をタスクフォースの誰かに伝えれば、この形勢を逆転できると信じていた。

しかしドーベルはタスクフォースの司令部であるという立場を最大限に利用し、逆にデュラハンのメンバーを孤立させたのだ。

アメリカ陸軍少将が敵の指揮官などと、誰がそんな話を信じるだろう。

PMSCsであるデュラハンが、ANに加担しているという話の方が、よっぽど信憑性がある。

かたや正規軍の少将、かたや準軍事組織(パラミリタリー)であるPMSCs。

信頼度がどちらが上かなど、言うまでもなかった。