Task Force-特別任務部隊-

その時だった。

「!!」

音もなく頭を撃ち抜かれて絶命する敵兵。

一人、二人と、迅速かつ的確にヘッドショットが決められる。

「狙撃っ?伏兵かっ!」

ANの兵士達が慌てて身を低くする。

同時に。

「!」

スティングレイの顔に、反射する光が照らされた。

崖の上に、狙撃手がいる。

奴が狙撃したらしい。

反射光で、モールス信号を送ってくる。

『ウ・カ・イ・シ・テ・コ・チ・ラ・ニ・ム・カ・エ』

迂回してこちらに向かえ?

どういう事だ?

「信用できると思いますか、隊長」

「さぁな。しかし今はアテにするしかあるまい」

敵兵達が動揺している隙に、チーム8は逃走する。

近道である真っ直ぐの道を避け、敢えて迂回して遠回りしながら。