Task Force-特別任務部隊-

とにかく、ここから離れなければならない。

敵拠点を横切り、山岳地帯を走り抜ける二人。

彼らが侵入したのと反対側は、比較的緩やかな斜面が続いている。

駆け下りる事も可能だった。

が、それは逆に言えば、敵部隊も容易に追跡できるという事。

RPK軽機関銃、AK-47、RPG-7、82ミリ迫撃砲で武装したジャールの部下に襲われるチーム8。

「いいかスティングレイ」

走りながらトライデントが言う。

「ここからサウテロ山の北東にあるシューレック渓谷側に移動する!もし離れ離れになったら、そこを合流地点としよう!」

「了解!」

振り向き様にM4カービンのトリガーを引き、スティングレイは頷いた。