Task Force-特別任務部隊-

砂埃を孕んだ強風に乗じて、拠点内を大きく横切るスティングレイ。

歩哨も何人かいるようだが、砂埃のせいで彼に気付く事はない。

とはいえ、何名か敵兵を射殺している。

死体を発見されれば、侵入者に気付く事だろう。

任務は速やかに行う必要があった。

視界の悪い中、ようやく格納庫を発見して接近するスティングレイ。

「観光気分か?」

既にトライデントが格納庫入口にやって来ていた。

流石は歴戦のSEAL隊員だ。

「行くぞ」

格納庫の通用口らしき扉から、二人は内部へと入っていく。

静かに建物の中へと入り、無音歩行で廊下を走り抜ける。

廊下の先に歩哨を発見。

トライデントは素早く駆け寄り、腰のホルダーからナイフを抜いて、一瞬で歩哨の喉を掻っ切る!

鮮やかな手捌き。

歩哨は痛みも苦しみも感じる間もなく、絶命したに違いない。

更に格納庫の奥へ。

他に見張りはいないようだ。

「上の階に行って情報になりそうなものを探せ。ジャールを見つけたら殺れ。報告は要らない」

トライデントもまた、下の階で情報及びジャールの捜索にあたる。