Task Force-特別任務部隊-

テントの中に忍び込み、内部を確認するスティングレイ。

誰もいない。

あわよくばジャールを発見し、早々に暗殺を遂行したい所だったが。

『焦るなスティングレイ。慎重に行動するんだ』

トライデントが言う。

幾つか並ぶテントの中を確認しながら移動。

少しずつ給油所へと進んでいく。

『隠れろ』

突然トライデントが言う。

『警備の一人が感付いたぞ』

素早く木箱の陰に隠れるスティングレイ。

木箱の向こうでは軍用トラックが停まり、中から警備の兵士が四人ほど降りてくる。

真っ直ぐ進むのは危険か。

スティングレイは敵兵を回避して回り道し、拠点の外周となるであろう岩壁に沿って進んだ。

そのまま、車両数台が停車してある開けた場所へ。

給油所のようだ。

スティングレイはここで、指示通りにC4爆薬を仕掛ける。

数台の車両に、各一つずつ。

『スティングレイ』

トライデントからまた無線。

『敵の無線を傍受した。格納庫の方にジャールがいるらしい。そこまで競争だ、移動する。アウト』