「わぁ、きれい…」 満開に咲く桜の木。 風にふかれて散る桜。 ピンク色のじゅうたんの上を歩いているようだった。 木と木の間から差し込む暖かい日差しがとても心地よかった。 たまに吹く生暖かい優しい風。 それがなんともいえず、私をくすぐった 雲のない、少し薄めの青い空。 そんな景色にただただ魅了されていた。