初めての恋はあなたと。番外編

「俺と一緒に出社するのは嫌か?」

「い、嫌じゃないですけど…」


恥ずかしいやら、周りの視線が未だに怖いやら大変なんですよ。
まぁ私が気にしているだけかもしれないけど…。


「ならば一緒に出社しよう。少しでも長く君といたい」

「!」

「真っ赤になる千夏も可愛い」


そう和也さんは優しく微笑んで、もう一度ギュッと私を抱きしめたのだった。



おそらく、どう頑張っても彼の微笑みには勝てそうにない。

そう痛感した私は大人しく、彼の腕の中に収まることにしたのだった。