初めての恋はあなたと。番外編

「あの、もう一つ聞きたいことが…」

「ん?」


次は、


「綾子さんに見せてもらったんですけど…あの、私の寝顔の写真は一体…」


別に怒っているわけでもないし、責めるつもりも全くない。

でも何となく気になった。
何でそんな写真撮ったのかな…と。

…綾子さんはあぁ言っていたけど。

和也さんは一瞬わけが分からないという表情を浮かべたが、「ああ、あれか…」と渋った表情を見せた。


「可愛すぎたからつい撮ってしまった」

「そうなんですか…ってえぇ⁉︎」

和也さんの渋った表情に不安を覚えたが無駄だった。

そ、そんなあっさり言われるなんて!
可愛すぎたからとか、何なんですか⁉︎


「そんなに驚くことか?正直に言っただけだぞ?」


その正直が心臓に悪いんです!

心の中で必死に反論する私にお構いなく和也さんは話を進める。


「姉から見せろと迫られて仕方なく見せた時、偶々来客があってな。その間に勝手に自分のスマホに保存したんだろう」

「はぁ…」


綾子さんの言っていたことを詳しく説明された。

よく分かったよ?
でもね…本気で穴が欲しいくらい恥ずかしい。

何故なら頭の中で、和也さんの「可愛すぎたから」という言葉がリピートされているから。

今まで「可愛い」と何回も言われてきたが、こんなに恥ずかしくなったのは初めてだ。

…お酒のせいかな。

恥ずかしをほとんど残ってないだろうアルコールのせいにした。