宮本ちよの朝の日課は隣に住む幼なじみを起こすこと。


『おはよーございまーす』

「あ、おはよ、ちよちゃん(ニコ
いつもありがとね」


玄関から出てきたのは幼なじみのお母さんの美奈子さん。


『全然大丈夫です!
起こしに行きますねー』

「あの子を起こせるのはあなたしかいないわ(笑)」



私もそう思う←


『ゆうま』と書かれた部屋に向かう


そしてベッドが山のように盛っているところにダイブ!!


「うぐ…っ」

『ゆうま起きてー!』


「朝からまたなんやねん…っ」

『嫌なら早く起きればいいのに』


幼なじみの名前は丸田ゆうま。


幼稚園の頃に大阪から引っ越してきた。




あーあ、せっかくの可愛い二重の目が怒りに満ちている。

顔はイケメンなのに、性格が…。

小さい頃は可愛かったのになー。



『ねぇ、まだ、怒ってんの?』


準備が整って学校に向かっていてもまだ不機嫌なゆうまくん。



「やって、今日のはほんまに痛かったんやで!?ほんまお前何キロあんねん!」



『れ、レディーに向かって体重聞くなんてありえない!』

「何がレディーや!あんま男と変わらんやろ(笑)」


くそぅ、なんだ、こいつ!



でも、これでもゆうまのことが好きなんですよ。