「うんッ!!行きたい!!」
目の前には満面の笑みの恵美。
こ……ここまで喜ぶと思わなかった……
でも……断られなくて良かったな……
あたしは実際、彼氏の誘いも友達の誘いも断ってここに来た。
だから断られたらどうしようかと思っちゃったけど……
でも良かった。
恵美は、もう何年も花火大会には行ってないみたいだった。
理由はムリに聞こうとはしなかったけど
きっと人混みとか……そういうの、ムリなのかもしれないなぁ……
あたしも少し前までは嫌いだったし。
恵美の気持ちも分かる。
だからまた1つ、恵美の好きなところが増えたんだ。
あたしと似てるってとこ。

