「可愛い顔して恐ろしいなぁ―・・・。」
「さっきも怒鳴ってたぜあの女」
「だから晃が連れてきたってわけか」
「まぁいいじゃん!変な子がきて!」
ホント良くしゃべるなぁー。とイライラしていた。
「有菜。いいの?本当に」
「いいよ。もしものことがあったら自分の身くらい自分で守れる」
「もしものことが合ったら俺が有菜を守るよ」
まっすぐな目で優しい顔で微笑まれたら何も言えない。
「で?そことそこは付き合ってるの?」と秋さんが言った
「そうだよ」
「は?違うわよ!!」
「え?違うの?」と真さんが驚いて言った
「なんてうかぁー・・・友達以上恋人未満って感じね」
「ほーう・・・」
「あの美音がねー」と笑う薫さん
「みなさんは前から美音と仲良かったんですか?」
「まぁな」
「どんな人ですか?」
「・・・。」
一斉に黙り始める。
美音を見るといつものようにニコニコと笑ってる
「まぁ今とは真逆だな」と笑う沢盛さん
「沢盛さんと美音はいつから仲いいんですか?」
「・・・その呼び方嫌い。」
「え?」
「ははは。沢盛さんって呼ぶのは晃を慕ってる後輩とかそんな感じのやつらしか呼ばないんだよ」秋さんが言った
「・・・ほう・・。」
「晃でいい。」
「晃さん?」
「・・・晃!」
「晃」
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