沢盛さんは少し豪華な椅子に偉そうに足を広げてドカッと座った、
美音は相変わらずまだあたしに抱きついている、
最初は抵抗してたけどここまでくればもういいやってなる
「綾波・・・いや・・有菜・・。」
「え・・はぃ・・?」
「美音も、」
「なぁにぃー?」
「俺らの仲間になれ」
「は?」
「冗談だろ」
「いいじゃん!!賛成!」
「どっちでもいーお」
「・・・・有菜。どうする?」
「・・・仲間?どゆこと??」
「そのままの意味だ。・・・言っとくが有菜。お前に拒否権はない」
じゃあきくなっつーの!!
別にいいけど・・・よくわかんないし・・・。
「俺は反対だ。」
と美音は私の前に立って今まで聴いたこともないような声で言った、
「・・・美音??」と細い声が出た。
美音は眉毛を下げて笑った、
「そんな声出さないでよ」
「・・ん・・?」
「はぁー・・・。その代り俺も入るから、これ条件。・・・後・・・。
俺の有菜に手出した奴は誰構わずぶっ飛ばす・・・」

