なんでこけたんだろう。 なんで皆から任されたことができないんだろう。 痛い。痛い。痛い。 肩じゃない、心が悲鳴をあげてる。 痛くて痛くて痛くて痛くて…… 悔しくて。情けなくて。 「じゃあ、病院行こうね」 そんな先生の声が聞こえた。 私は気がついたら担架で運ばれ、車に乗せられ、病院に向かっているのだった。