「これめっちゃうまいじゃん!!」
夕食を食べてそんなに時間がたっていなくても、このおはぎのおいしさは分かった。
雑誌に取り上げられてるだけのことはある。
でも、何より……
「ありがと!すごくおいしかった!!」
「よ……」
「よ?」
「よかった―っ!プレゼントとかあんまり喜んでもらったことないから嬉しいっ」
美乃里が俺のことを考えて、これを買ってきてくれたことが嬉しかったんだ……
「嬉しいっ!喜んでくれてありがとっ!」
「っ……」
――ギュッ
美乃里を引き寄せ、強く抱きしめた。
「あ//あのっ//蜜くん?」
「変な美乃里。俺がお礼を言う立場なのに」
俺がこんなに嬉しいってこと、美乃里はきっとわかってないなんだろうな……


