……あっ。
「マナーになってた」
「はぁ―……」
ガクッと肩を落とす蜜くん。
申し訳ない……
「それで、美乃里はどこに行ってたの?」
あ…
「実はこれ……」
あんなに怒られて、すごく渡しにくい。
手に持っていた袋をおずおずと差し出す。
「これ……おはぎ?」
白い袋から取り出した小袋に入っているおはぎ。
「あ、あの、誕生日だって言ってたから!あ、あたしプレゼント何も用意してなかったし……」
「……」
黙ってそのおはぎを見つめている蜜くん。
「あ、あのね、ここのおはぎおいしいって前に雑誌で取り上げられてて……」
な、なんの反応もないっ!!


