「蜜くん……あっ……」
いつの間にかあたしのベットにもたれかかるようにして、眠っている蜜くん。
やっぱり疲れてるんだ。
実家から持ってきといた薄いブランケットを蜜くんにそっとかける。
「……」
それにしても、本当に綺麗な顔だ……
寝顔ってどんなに綺麗な人でも、少しはブサイクになりそうなものなのに……
この綺麗な顔はそんなことは関係ないみたいだ。
普段はこんなにジッと見つめるなんてできないから、今はその美しい顔を独り占めできる。
あっ……
蜜くん、誕生日だったんだ。
……ケーキ作ればよかったな。
もう少し早く教えてくれてれば……
……コンビニとかならあるかな?
今から手作りは無理だけど、ないよりはマシだし!
財布と携帯を持ち、上着を羽織って部屋を出る。
コンビニはここから10分くらいの場所。


