「甘いものはあんまりなんだけど、あんこは好きだからうれしい」 「よ、よかったです……」 うるさくしたのもこれで少しチャラにしてやろう。 少しだけだけどな。 「じゃ、じゃあ、あたしはこれで!」 「え……」 突然焦ったようにそう言い放った。 「お、お邪魔しました!!」 そして本当にそのまま帰ってしまった。 「ふっ、変な女」 うるさい嵐が去っていったようだ。