「無理しなくていい。まだ怖かったよな?」
なんで?
あたしは覚悟を決めて……
「ほら、服ちゃんと着て」
あたしの服を戻して、頭をポンポンといつものようになでる。
「あ、あたし何か間違った?」
「は?」
きっと何か違ったんだ。
あたし、何も知らないから何か……
「バーカ。何考えてるかしらねぇけど、こういうのは無理してするもんじゃねぇの」
無理なんてしてないのに……
なんとも言えない感情で、涙が出そうになる。
でも……
ここで泣いたらもっと蜜くんを幻滅させてしまう……
「そう……だね」
「あぁ、だからゆっくりでいいんだ」
そういうしかなかった……


