その時、蜜くんの横に置いてある雑誌に目がいった。


あるページが開いた状態で置いてある。


これって……


この近くの水族館?


あっ、今度のデートって……


他にもその水族館のお土産情報や近くのカフェの情報も載ってる。



蜜くん……もしかしてあたしとのデートプラン考えてくれてるの?


嬉しくて胸がキューってなった。



どうしよう。


すごく、すごくうれしい。


あたし、本当に幸せものだ……


こんなに幸せでいいの?



でもどうしてもゆるんでしまう頬。


あたしも何かお返しできないかな……?



蜜くんにこの気持ち、もっとちゃんと伝えたい……




――『絶対新見先輩喜ぶって!!』


つけていこうかな……


勝負下着……