「そ、そんなのいらないよ!!」
「何言ってんの!?相手は健全な高校生よ!しかも相手は経験豊富そうなイケメン!これくらいしなきゃ!!」
「海~~」
あたしだってわかってる。
蜜くんといつかはそうなるだろうってことは……
「まぁさ、すぐにどうこうって話じゃなくて、持ってたら安心じゃん?」
安心って……
でも、確かにあたしもいつかはそうなりたいって思ってる。
前はこんなこと考えたことなんて一度もなかった。
でも最近、キスをして、蜜くんを近くに感じることが多くなって、もっと近くに……って思ってしまう……
「男の子は嬉しいものだよ。好きな女の子が自分のことを考えて選んでくれたって思ったらさ」
「そ、そうかな……」
蜜くんも喜んでくれるだろうか……?
蜜くんもあたしともっと近づきたいって思ってくれてるんだろうか……?
「か、買おうかな……」
「そうこなくちゃっ!!」
うまく乗せられたような気がするけど……
その……
一応ね……
一応……


