「仲よさそうに一緒に買い物して……」
買い物……?
「もしかして……俺が美乃里にプレゼント押し返されたとき?」
「っ……」
はぁ―……マジかよ……
「あれは透子の買い物の荷物持ちで呼び出されたんだよ……」
「え?」
「あいつ、弟の俺を下僕のように扱うからな……」
あの上下関係は昔からなんだよな~~
「で、でも苗字!」
「あぁ、それは透子、もう結婚したからな」
「……え?」
「去年幼馴染の人とな。えーと……」
入れっぱなしだった携帯をポケットから取りだし、透子の挙式の写真を見せた。
「……うそ」
「ほんと」
信じられないと言ったように、俺を見る。


