ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~



「蜜くん……」


――ドキッ


「えっ……と。体、大丈夫?」


「あ、あぁ―……」



な、なにがあぁ―……だよ!


「あ、あのさ美乃里!さっきの俺、美乃里に言ったよな?」


「え……?」


「ってか、美乃里も透子との会話なんだけど……」


「あっ、そういえばあたし熱冷まシート買いに行こうと思ってたんだった!!」


は!?



バタバタと焦ったように財布とかを探す美乃里。



「ちょっ、美乃里待って」


さっきのって夢じゃねぇ―よな?


俺、告白してしまってたよな!?


しかも美乃里もあんなこと……


「み、蜜くんは眠ってて!あたしちょっと買い物に……」


「美乃里っ!!」



出て行こうとする美乃里を追いかけて、腕をつかんだ。



「美乃里?」


俺の方を見ようとはせず、うつむいたまま背を向けたままの美乃里。