「で?透子はなんできたわけ?」
あれほど、俺の部屋には来るなって言っておいたのに……
「いや~、あんたがなんか怪しいからさ~~」
「は?」
「なんか隠してるような気がして。例えば……チワワとか?」
「っ……」
もう、透子にはなんでもお見通しだったってことか……
「じゃああたしは帰るわ」
「え!?」
なんで美乃里がそんなに驚いてるんだよ。
「ねぇ、蜜」
「は?」
俺がいるベットに腰掛け、耳元に唇を寄せてくる。
「いい子じゃん。大事にしなよ」
「え……?」
まさかの言葉に、バッと透子を見上げると、嬉しそうに微笑んだ。
「ほんじゃーね~~」
バックを持ち、美乃里を家を出て行った……
ほんと、あいつ嵐みたいなやつだな……


