ちょっと行ってみるか。 確認するだけ。 そう、ただそれだけ。 部屋にカバンを投げ捨てて、制服のまま美乃里の家のインターホンを押す。 「……はい」 よし。 今日はちゃんとインターホンで確認したな。 「美乃里、俺」 「っ……蜜くん」 ん? なんか元気ない? いつものような明るい美乃里の声が聞こえない。 「帰ってきたんだ」 「あ、あぁ?」 帰ってくるに決まってんだろ? やっぱり今日の美乃里は様子がおかしい。