―――――――――…… 「……」 「……」 誰か、助けてください…… 結局あの後、海に押し切られるようにしてあたしは工くんに送ってもらっている。 不機嫌そうに歩く工くん。 もちろんそんな雰囲気の工くんにあたしが声をかける勇気なんてなくて…… 「……」 「……」 このような無言が成り立ってしまっているのだ…… 「あんたさ……」 「はひっ!!」 「は?」 っ!! 突然話しかけられた驚きで、何とも言えない奇声を発してしまった。