「自分の幸せを他人なんかに見せつけて何が楽しいって言うんですかね...」

僕は目の前のバージンロードを幸せそうに歩く新郎新婦を見つめながら隣に立つおとぎ話からでてきたような白を貴重としたフリルたくさんのロリータを纏った少女、譲原白雪に問いかけた。

「...九十九君、そんな性格だから彼女の一人もできないのですよ?」